内向的だった子供時代

こころと向き合う

関西の田舎の町に3兄弟の長女として生まれた私は、典型的な内弁慶な子どもでした。

思い返せば、初めて”生きづらさ”というものを感じたのは小学校入学後のことです。

子供心ながらにいつも学校はストレスフルな環境でした。

名前が特徴的だからか、いつもムスッとした表情だったからか、

自分ではなぜだか分からないけど、いつも関わると厄介な男子や上級生に絡まれてました……

内弁慶で感情表現の苦手な私は、言葉より涙が先行してしまい、反論が出来ずに先生に助けてもらうこともしばしば。

授業中に挙手をして発表するなんて出来ない出来ない!笑

クラスメートからは口の聞けない子だと思われていたみたいです……

女性なら共感してもらえるかな?

小学生女子って5年生頃から急に女子特有の陰湿な人間関係を作り始めますよね?

例に漏れず、大人しいことを良いことに私も仲間外れにされ孤立したり(関西で言う”ハミゴ”)、

教室内で聞こえるような陰口や、根も葉もない噂話などに悩んでいました。

加えて男子達からもアトピー性皮膚炎でジュクジュクの指やひざの裏を気持ち悪がられたり、

喋っているのを見ただけで物珍しそうに馬鹿にされたりしました。

そこで「うっせえわ!!!」って言い返せたら良かったんですけど言えなくて、

いつも我慢する癖がついてしまった。

でも体はストレスに素直で、すぐにおなかが痛くなる子でした。

(のちに過敏性腸症候群という病気だと分かり、今でも症状はあります)

休憩時間はだいたい一人でいたんだけど、それを見られていじられるのが嫌で(笑)

ひたすら手洗い場で手を洗ってるか、トイレと教室を往復してたりしたなぁ……

5年生の途中から不登校気味になり、クラス替えがある新学期をカウントダウンしながら、

憂鬱な毎日を過ごしてました。

6年生になって仲間外れの首謀者女子達とクラスが別れたことで、少しだけ学校には通いやすくはなりました。

でも人間関係を一新したいという気持ちから皆とは同じ中学校には進学しませんでした

運良くその年に地元に新設の中高一貫校が出来、電車で1駅の距離だったので、

そちらへの進学を決めました(ちなみに親は人間関係が原因で受験したとは知らない)。

中学・高校は自由な校風で居心地も良く、小学生時代の真っ暗闇の毎日が嘘みたいに楽になりました!

以前のように人目におびえず色んなことに興味を持ち、引っ込み思案なりに挑戦出来た中高生時代だったなと思います。

多感な時期で家族との関係や将来のことで思い悩むこともあったけど、今でもこの時代の経験や友達は人生の宝物だと感じています

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